危険が迫った彼からの少し怖かったメッセージ
投稿者:YUCHI (9)
私が25歳のころの話です。
当時同い年の彼がいました。
彼とは友人の紹介で知り合い、初対面ですぐに意気投合。
その日のうちに翌日2人でデートをして、お付き合いすることになりました。
彼は、見た目が派手なタイプでいわゆるオラオラ系。
いつも私を男らしく引っ張ってくれる人でした。
付き合って半年程たつころ、些細なことで喧嘩をしました。
いつもは、彼の圧に負けて私が折れていましたが、その時は譲ることができず、数日連絡をとらずに過ごしていました。
そんなとき、私が寝ていると「おい、起きろ!」と声がしました。
ハッとして起きましたがもちろん彼はいません。
夢でも見たのかな、そろそろ仲直りした方がいいかな。
なんて考えながらまた眠ると「おい、起きろ!助けてくれ!」と声がして、彼が私を揺すっていました。
驚いた私は体を起こしましたが、彼の姿はありませんでした。
さすがに2度も寝ぼけるわけがないと思いながら朝を迎えると、彼から電話がありました。「
実は昨日夜中にバイクで事故っちゃって」と。
驚いた私はすぐに病院に向かいました。
そして彼に昨日の不思議な体験を話しました。
すると彼も、「実は、昨日お前に謝りに行こうと思ってバイクに乗ってたんだ。急に猫が出てきて、避けたらスリップしちゃって。でも、良かった。ちゃんとお前に会って話すことができたから。最後に会う姿が幽霊になるところだったんだな。」
私に会いたいという思いと身に危険が迫り、彼は私に危険を知らせに来たのだとわかりました。
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