韓国ソウルで体験したとても不思議な出来事
投稿者:BBK (3)
今では随分前の話になりますが、私はお隣の韓国ソウルで生活した経験があります。
主人が暫く現地の会社で勤めることになったのがその理由でした。
当時住まいにしていた建物では、建物全体をお掃除してくださる方数名が常時いてくださって、建物内を歩いている時や外出時など良くすれ違っては互いに軽い挨拶を交わしていました。
私が住んでいた2年にも満たない短さではありましが、お掃除の作業員のメンバーは途中で人の入れ替わりは見られ、最後まで同じだったわけではありませんでした。
私が入居してすぐにいて下さったお掃除作業員の男性数名のうちの一人についてなのですが、至って普通の中年の韓国人でありながらも、やがて私が「私の守護者からのお使いのような役目を果たしてくれた」思わざるを得ない存在でなって行きました。
その男性は、私に逢うといつでも積極的に話しかけてくれました。
勿論、韓国語が分からない日本人と理解してくれていたので、簡単な英語で顔を合わせれば必ず一言二言話しかけて来ます。
年月が随分立った今でも「Do you have a baby?」と「お子さんはいるの」と
英語で尋ねられた記憶は鮮明にあります。
私は子供がいなかったので「No」と答えましたが、当時30代半ばだったので、子供がいても可笑しくないので尋ねられて当然と思った記憶があります。
そしてもう一つ、同男性に尋ねられた質問で私が驚かされるきっかけになった物があります。
「Whta’s your name?]、つまり「名前はナンデスカ」と、質問としては至ってシンプルですが、私がその質問に対して自分の名前を答えた翌日、その男性に再度合った時に不思議な経験をする事になりました。
匿名を使わせていただきますが、私は「よしこです」と自分の名前を「よしこ」と告げたとします。
そして翌日、その男性が私を見て「よしこ」と声をかけるのではなく、別の名で私の名前を呼びました。
それは「よしこ」とは似ても無い たとえば「あけみ」のような聞こえがどう考えても「よしこ」とは違う名前でした。
「よしこ」とは全く関連性のないような「あけみ」は相手は韓国人男性な分、しっかりと一つの日本人女性の名前でしたので、驚くような間違え方だなとも思いましたが、何よりもびっくりなのがその名前が私の実の姉の名前だったからです。
その時、何となくですが私は私が大学生時代この世を去った母方の祖母を想いました。
幼い頃、実の娘の様に私を可愛がってくれた当時すでに天国に居た祖母が、異国韓国ソウルで暮らし始めて浅かった頃の私の前に、その男性を通じて「守っているから大丈夫」と伝えたくて、あえて私の実の姉の名前を言わせて気づかせようとしたと私はピンときました。
その男性はその後暫くして、その建物のお掃除のお勤めをやめられたようで会うことはありませんでした。
今思い出してもとても不思議な体験でした。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。