山にある不思議なお地蔵さんは「祟り」もあるようだ
投稿者:一八 (66)
僕が住んでいる兵庫県には多くの山があります。
1000メートル級から、数百メートルの山までいろいろです。
北部地方にある山には、不思議な「お地蔵さん」があります。
これは友人が体験した話として聞いたものです。
ある日、友人は仲間2人と兵庫県のある山に登りに行きます。
車を使って1時間の場所にある、900メートルの山です。
目的の山に到着すると、3人は道を見つけて登って行きます。
細い道は意外と歩きやすく、テンポよく頂上を目指していました。
山の中間地点に登った時、1人がお地蔵さんを見つけます。
高さ60センチぐらいの小さなお地蔵さんは、この山を守っている雰囲気です。
しかし、よく見ると、お地蔵さんの目の部分から赤い液体が流れるよう付着しています。
3人は、それに気づきお地蔵さんの近くまで行きます。
「なんだか、目から血が出てる感じだな。」
「ちょっと、気持ち悪いな。」
3人は、口に出しながら1人が赤い血のようなモノをティッシュペーパーで拭き取る行動をしたものです。
赤い血のようなモノは、薄くなり消えている感じです。
3人は、お地蔵さんから離れると頂上へ登り始めます。
頂上に着いた3人は、弁当を食べて休憩をした後下山をしました。
それから、1日後、1人に異変が起こってしまいます。
この一人は、お地蔵さんの目を拭いた人で、
登山の翌日、目が腫れあがってしまったようです。
両瞼が赤くなり、異常な腫れ状態になります。
そして、病院へ治療をしに行くと医師から、
「毒のある虫に刺されたようだ。」
と、告げられました。
しかし、この一人は、虫に刺された意識は全くありません。
事実、他の2人は何もなく健康でした。
心当たりがあるのは、お地蔵さんの目を拭いて挙げた事です。
いい行いをしたはずが、バチが当たったように自分に返って来た感じです。
1人は目の腫れが1週間ほど続きます。
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