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花音さんによる都市伝説にまつわる怖い話の投稿です

妖怪 常元虫
短編 2026/07/26 17:07 27view

滋賀県大津市

「よいおこないをすればよい結果に、わるいことをすれば、悪い結果になる」

という意味を持つ因果応報という言葉がある。

その思い知らされる妖怪が滋賀県にはいるそうだ。

その名も「常元虫」という名の、虫のような姿をした妖怪だ。

戦国時代、戦いに負けると、主をなくす武士はめずらしくなかった。

常元という男もその一人だ。

数百人の人を集め、周辺の村からお金や食料を盗んだり、ケンカをしたり、殺人をおかしたりと、悪事ばかりはたらいていた。

しかし、そんな男も年をとると、「自分は、なんて悪いことばかりをしていたんだ」

と、心を改めた。

そして、現在の大津市で僧侶になり、村人のために仏を念じるようになった。

しかし、それもつかの間。

昔していた盗みや殺人が、ばれてしまう。

常元は村人たちの前で木に縛りつけられ、首を切られて処刑されてしまった。

常元の死体は木の下に埋められた。

すると、木の根元から毎年のように、人間が手を体の後ろで縛られたような形のした虫が

何匹も何匹も現れるようになった。

その姿は、常元が処刑された時の姿にそっくりだったという。

そして、蝶になって飛び立っていくようになったのだそうだ。

生まれ変わっても、後ろ手に縛り続けられる虫____。

常元は自分の罪を、永遠につぐない続けなくてはいけないということなのだろう。

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関連タグ: #殺人事件#滋賀
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