行先ボタンが無い。
閉めるボタンも開けるボタンも。
縦3つ何も書いてないボタンが並んでいるだけだったんです。
とりあえず逃げないとと慌てボタンを押すとエレベーターの扉が閉まり登りはじめました。
半ばパニック状態でボタンを押したものですから1番上と真ん中 ふたつのボタンが光っていました。
まあ 当たり前なのですけれど 夢のくせに律儀に押した階でエレベーターが止まってしまうんです。
私が行きたいのは1番上なのに。
扉が開きました。
エレベーターの半径10m四方に上半身だけの人型とよく分からない黒い固まりが沢山見えました。
扉が開いた瞬間それらが私に気付き 一斉にこちらに向かってきたのです。
「早く閉まれ早く閉まれ早く閉まれーーー!!!」
私は閉まるボタンの無いエレベーターの行先ボタンの1番上を連打しました。
何とかギリギリで扉が閉まりました。
バイオハザードさながらのスリルでした。
エレベーターは登っていきます。
すると 視界にだんだん色が戻ってきたのです。
突然ではなく 登ってていくに連れ徐々に。
気づくと私は駅に立っていました。
色も人通りもあります。
よかった。戻ってこられたのです。
私は普段見る夢はフルカラーでみているのですが 白黒の世界は初めてで 色が戻る感覚もリアルでとても不気味でした。
もしかしたら行っては行けない場所に迷い込んだのか。
霊感が無くて良かったなとおもうなどしました。
誰やねん川口と今回のお話には後日談が有るのでそちらはまた次の機会に書いていこうかと思います。
読んでくださりありがとうございました。



























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