画面左端にいた男の子がおそらくスタジオの入口であろう場所を指さして笑い始めた。
それに気づいた子達も入口に目を向けると、皆一斉に笑いだした。
異変に気づいたお姉さんが周りを見渡し、子供たちが見ている方向に目を向ける。
その瞬間、お姉さんの顔がみるみる青ざめていった。
音は聞こえないが、画面越しでもわかるくらい歯をガタガタと鳴らし、目を見開き涙を浮かべ、小さく首を横に振っていた。
明らかに何かに怯えるお姉さんを横目に、子供達はその何かを指さして狂ったようにゲラゲラ笑っていた。
10秒ほど経っただろうか、画面が急に暗転した。
終わった…?なんだったんだあの映像…
焦りに似た何かに駆られて、今度こそ電気をつけようとテレビに背を向け、立ち上がった瞬間だった。
ブーーーーーー
あの嫌な機械音がまた鳴り響いた。
予想していなかった音に思わずビクッと体が跳ね上がる。
恐る恐る画面に目をやった。
…俺はすぐに消さなかったことを後悔した。
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