同じマンションには同い年のI太ってやつがいた。
こいつが引っ込み思案で今思うとかなり繊細なタイプだったんだと思う。
俺はというとI太とは正反対で、おおざっぱであれこれしたいことがあってわーっとやっちゃう活発な糞ガキタイプだった。
I太はあくまでマンションが同じ同級生ってだけで、気の合う友達なんかじゃなかったんだけど。
同じマンションってだけで、なんていうかI太のフォローをする係が回ってきて正直かなり面倒だった。
I太が休むとプリント届けないといけないとかはしょうがないとしても。
なんか班で活動するときは同じ班になることがやたら多いな~と思っていたけど。
だんだん、ペアを組んでって言われて、俺が仲いいやつのところに行こうとすると、先生が俺に個別で声をかけてきて、なんかI 太とペアにされたりとされてた。
仲いい奴とだったら、そうじゃないんだけど。
I 太とは仲いいわけでもなければ、話が合うわけでもないし。
でも先生がいうしって感じで俺は結構もやもやしてた。
そういう感じで、先生がペアでってなると俺とI太をペアにさせようとすると、やっぱりこっちの人間関係にも影響出てくるのな。
俺と組めなくて仲いい奴がほかのやつと組んでると、そのうちそっちがより仲良くなるみたいな。
I太は途中から学校を休みがちになって、放課後は同じマンションだからってことで俺がプリントを届けないといけない。
皆放課後寄り道したりしてるのに、プリントは早く届けてあげてとか言われると遊びにまざれなくて。
そういう日が増えてくると、仲いい友達が俺の知らない話題で盛り上がるようになってて、さらに焦る。
「I太の母ちゃんは、いつもありがとうね。よかったらおやつ食べて行ってね」
なんて言ってくれたけれど、そんなことより俺は自分の友達と遊びたくて、急いで家に帰ってランドセルを置いて友達はどこだーって探すのが日課になってた。
前は学校帰り駄菓子屋とか、公園で犬触ったりとか特定の場所にみんないたから、急いでランドセルおいて走ればなんとかなったんだけど。
友達の中にスーファミを手に入れた子がでてきて、放課後話しながら帰るからの〇〇の家に集合って感じで集まってゲームするようになっちゃったんだよね。
でも俺は一緒に帰ってないから、どこで遊んでるかわからなくて近所を走り回って。
次の日、スーパーマリオワールドを誰の家でしたとかの話してるのに入れなくて、俺これやばくないかって気持ちはどんどん募っていった。
























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