笑い

Ｃさんと言う女性の体験である

夜、二階の自室で寝ていると・・・

ヒューゥッー

急に顔に突風があたって目が覚めた

（気のせい？）っと思っていると

再び、すごい風が、真っ暗な天井から
Ｃさんの顔に向けて吹きつけている

ヒューゥッーヒューゥッー

（何？この風？・・・）

風をよけようとしたら、なぜか身動きが取れない

ヒューゥッーヒューゥッー

急に風向きが斜めに変わる

・・・が、やはり風は彼女の顔めがけて吹きつけてくる

息もできないほどだ

（怖い・・・・）

そう思って目をつむった

その時・・・・
ヒューゥッーヒューゥッー（アーハッハッハハハ）

高笑いが、その風から聞こえる

（何？何？）

よく見ると・・・

首だけの女が天井付近を
長い髪を振り乱しながら旋回している

その女の髪の毛がぐるりぐるり回って
風を起こしている・・・・

ヒューゥッーヒューゥッー（アーハッハッハハハ）

怖くて目を閉じていると
その女の笑い声が部屋の中を回りだした

アーハッハッハハハ　アーハッハッハハハ

「怖いっ！！」