運動会の決め事の時、
アンカーが誰かでもめていました。
その中に、そんなに足の速くないAも混じっていてしかも一番叫んでいます。
正直
足早いBでええやん
と思っていましたが、そのあと二十分ぐらいもめました、結局Bになりましたがその時のAはすごく絶望したような顔をしていてまともに見られたものではありませんでした。
一週間後、とうとう本番前日だという日に事件は起きました。
Bが車にはねられて両足を骨折してしまったのです。
まあそんなにやりたいというひともいなかったので、アンカーはAになったのですが、
結局最下位にうちのクラスはなりました。
怖いのはここからなんですけど、前日に見ちゃったんですよ、Aの机の中のわら人形とBの写真。
どっちも足のところがシャーペンで、めった刺しにされてました。
もちろんみなっかたふりをして戻しました。
だって矛先がこっちに向いても困るしね
あと、なんでみんなアンカーにならなくていいと思ったか。
Bが骨折する日の前日、ものすごい笑顔でAがBを見つめていたんですよ。
みんな何となく察したんでしょうね。
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みなっかた