私が小学生の時、両親の仕事の関係で引っ越しをし転校してきた。
同じ団地内に同級生が3人いて、自然と仲良くなり放課後は4人で遊んでいることが多かった。
近くの公園、誰かの自宅、学校の校庭、ほぼこの3か所で遊ぶことが多く、自宅で遊ぶ時はローテーションのように今日はたかし君の家、次は私の家、その次はとおる君の家、その次はみきちゃんの家というふうにグルグル回っていた。
そんなある日のこと。
たかし君の家で4人集まり遊んでいると、
ガチャ、バン、ジャー、バタン
誰が家の中に入り、手を洗って?部屋の中に入っていくような一連の音だけが聞こえた。
「ねぇ?誰か来たよ?」
「ああ、多分姉ちゃんだよ。」
お姉ちゃんいたんだ。と思い、また遊ぶことに夢中になった。
数日後、その日はみきちゃんの家で遊んでいると、
ガチャ、バン、ただいまー、バタン
と物音と微かに聞こえた声がした。
「ねぇ?誰か帰ってきたよ。」
「お姉ちゃんだよ!」
みきちゃんもお姉ちゃんいたんだ。と驚きつつまたすぐに遊び始めた。
数日後、その日はとおる君の家で遊んでいると、
ガチャ、バン、ドタドタ、ドン、バタン
誰かが入ってきて廊下をうるさく歩き、荷物?を投げ捨て、部屋に入っていく物音がした。
「ねぇ?」不思議そうにとおる君を見ると、
「姉ちゃん、帰ってきたんだな。」
また!みんなお姉ちゃんいたんだ!全然知らなかった。なんで教えてくれなかったの。と心の中で思ったがその後は特に気にすることなく遊び続けた。
ある日の夕食
「明日、放課後私の家でみんなで遊ぶね。」
「鍵、掛けておいてね。」
「わかってるよ!大丈夫。」
両親の許可も得たので一安心。
そして、放課後。
3人は私の家を訪れてきた。
各々、持ち寄ったおもちゃやマンガを読んだりして楽しい時間を過ごしていると、

























怖い
その「お姉ちゃん」は何ですか?
すごく怖かったです!
すごく怖かったです!またみたいです!