奥に潜むもの
投稿者:こぶし (8)
これは私と彼氏と友人の計3人が同時に体験したちょっと不気味な不思議体験の話です。
2年ほど前、私達は北海道の有名な某炭鉱スポットに遊びに行きました。
週末だったにもかかわらず、時期が少しずれていたのとあいにくの雨模様だった為か人手がほとんどなかったのです。
そこの博物館は、一昔前には実際に使われていた炭鉱跡地に歴史的資料など多くのものが展示されています。
途中途中に展示されている人形も薄暗い中で見ると中々に迫力もあり、そしてちょっぴり不気味でした。
聞いた話によると、当時は作業中に事故などで亡くなる方もいたのだとか。
けれどたしかに…炭鉱や採掘場であれば少なからず危険とは隣り合わせだったのでしょう。
当時は今ほど医療も技術も進歩していなかったでしょうから、不慮の事故というのはよくあったようです。
昔の採掘場を進んでいくとやがて1番深いエリアにたどり着きます。
実はここはそろそろ終わりの地点でもありあとは緩やかに階段を登っていくと地上に戻る事ができるのです。
私達も人がいない分ゆっくりとみる事が出来たので後は上に登るだけでした。
ところが、階段を登り始めてすぐに異変に気がつきました。
3人とも異常に足が上がらないのです。
まるで何かが足に絡みついているかの如く両脚が重く、中々上に上がらないのです。
歩き回った後の階段だから…と思われるかもしれませんが、あれは明らかにちがいました。
と、その時、私は採掘後の奥深くに何かの気配を感じました。
ひとまず生き物もいるはずのないその奥を目を凝らし見ました。
たしかにみた感じは何もいないのですが、何故か何かと目があったのです。
その瞬間、私の足は一気に軽くなったのです!
私は足を大きく踏み出し、敢えて大きな足音を出しました。
その音とともに残り2人の足も軽くなり無事に出口にたどり着く事ができたのです。
この体験は3人同時に起きたもので原因は全く分かりません。
ですが、発掘跡のあの奥深くにはは
確かになにかがいたのです。
夕張にはガチでシャレにならないくらいヤバいとこがあるけど、炭鉱博物館近辺は安全だよ
数年前に廃墟目的で彼女と行ったが、夕張はいいよな。時が止まってる感じがして(失礼)
酸欠かなんかやろか?
一酸化?
よくある話だね