現在中学二年生のAさんは幼少期から夜中にトイレに起きることがありました。
いつも大体12時近くにトイレに起きるのですが、その日は2時頃に目が覚めました。
なんだか変な時間で嫌だな。と思いながらもトイレに行き用を足しました。寝室に帰る途中、台所を通り過ぎた時、(カタン。ガタン!)と何かを叩く音がしました。なんだろう?と覗いてみると母親が何か調理しているようでした。
こんな夜中に?と思いAさんは(何作ってるの?)と母親に聞きましたが母親は無理をする。
聞こえなかったのかな?とまた問いかける。しかし母親は無視をするばかり。中学生という思春期真っ只中のAさんは無視をされ続けてカッとなり大声で(何してんの!!)と叫びました。すると無視ばかりしていた母親がやっとこちらを向いた瞬間Aさんは顔面が蒼白になりました。
先ほどから母親だと思っていた”もの”が恐ろしい形相でこちらを睨みつけてきたのです。そしてまな板の上には人の腕と髪の毛らしきものが血まみれで置いてありました。
Aさんはその場で気を失ってしまいました。
翌日目が覚めると嫌な”夢”を見たな。と思いながら寝室を出るとなんだか家の中が慌ただしい、なんだなんだと思いリビングに行きどこかに電話をしていた父親に尋ねると
(よく聞きなさい、お母さんが死んだ。)
後日Aさんが聞いた話によると母親はベッドの上で頭と右腕が切り落とされ、血まみれの状態で発見されたということです。
〜あの”夢”の母親は誰で、誰を調理していたのか〜























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