俺は、竹田龍。大学生だ。俺の街には、田舎で、森や山に囲まれているため暗くて静かで不気味だ。さっそく夏休みになると、友達の家にダッシュして言った。
俺「おい、佐吉。今度、山にキャンプに行かないか?」
佐吉「キャンプか。楽しそうだな。よし行くぞ。」
俺「じゃあ、今度の土日。〇〇公園に来いよ。そこから、山に向かって歩くからさ。」
佐吉「わかった。じゃ。」
俺「バイバイ」
このように、俺は家を訪ねて、友達を集めた。アウトドアに詳しい子にも来てもらった。そして、約束の日が来た。俺は、お母さんに寝なさいと言われたけど、楽しみで寝れなかった。そのせいか、起きるとクマが目の下に出来ていた。まだ、午前4時くらい。いつもだったらぐっすりなのに。
ま、いっか。リビングに行って温かいものを飲むと急に、眠くなってきた。そして、ベッドに入ると俺は、いつの間にか寝てしまった。
ジリリリリリリ…
俺「ん?もう朝か…ふわぁぁぁ…」
前日にキャンプに行くと伝えていたため、俺は、両親に行ってくると言って〇〇公園に行った。まだちょっと待ち合わせより早かったのか、誰もいなかった。公園が寂しく見える。
俺「まぁ、ゲームでもやってるか。」
ゲームをやっていると、急に寒気がした。誰かに見られているような気がしたのだ。
俺「…気、気のせいだよな…!」
自分に言い聞かせると、走って友達がみんなやってきた。
佐吉「ごめん。少し時間と遅れてしまった。」
俺「ああ、大丈夫。さ、行こ。」
佐吉「なんか、龍、顔色悪くね?元気がないなら行かないほうがいいけど。」
俺「大丈夫だ。」
実は誰かに見られているような気がしたんだなんて言ってもどうせ信じてもらえない。ここは我慢することにした。
佐吉「アウトドアが上手な子のお父さんも連れてきたから、何でも言うといいよ。」
俺「ああ、ありがとう…」
お父さん「少し、スープでも飲むかい?体が温まるよ。」
俺「ありがとうございます。でも大丈夫です。」
お父さん「そうかい?まぁ、龍くんが大丈夫ならいいか。」
お父さんはなかなか優しかった。
佐吉「さ、山に行こう。立てる?龍。」
俺「うん。大丈夫だ。」
山までの道のりはすぐだった。だが、山を登っていると、少し疲れてきた。
1時間後…























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。