奇々怪々 お知らせ

不思議体験

ぬっこさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

巡回
短編 2025/01/08 22:36 205view

私は施設警備員をしていただが「あの事」以来この仕事を辞めてしまった。
ある冬の日いつものように古い病院で、後輩「マツハラ」と巡回をしていると、「ア゛ー寒いし巡回やる気ね〜」と言っているともうその病院の前についていた、
するとマツハラが「そういやなんで誰もいないのに巡回しないといけないんでしょうかねえ?」そう、この病院には「誰も」いないんだ。
「なんでだろうな?1年半やってるけどわかんねぇやw」
などと言いながら、進んで行ったすると3階くらいまで進んだところでマツハラが
「ちょっとトイレ行きたいっす」と言い近くのトイレに入って行ったと思ったら、
30分くらい待っても全然出てこないアイツ何してんだとか思いながらトイレに行くとそこには誰もいなかった、

すると30メートルくらい離れたところから、物音が聞こえてきた、その音の方へ向かうとマツハラがいた、「マツハラぁ何してんだよぉ〜、脅かそうとしてるんだろ?」
その音が聞こえてきたのは手術室だった、「…マツハラ勇気あるやつだな…」そして私は、勇気を出して手術室のドアを開けた、するとそこにあった物を見た瞬間心臓が止まりそうになった「どっどうせマツハラのイタズラだろ…?そう言いながら人形を投げるとその人形は、まるで生きているかのように、床に転がりながらも静かにその場に留まった。私は一瞬、息を呑んだ。人形の顔は、まるで私を見つめ返しているかのように感じられた。恐怖と好奇心が交錯し、心臓が早鐘のように打ち始めた。

「マツハラ、これ本当にお前の仕業なのか?」と声をかけると、彼は「いや、俺は何も知らない!」と驚いた様子で返事をした。私たちはその人形の周りに立ち尽くし、何が起こったのか理解できずにいた。

その時、手術室の奥から微かに音が聞こえてきた。まるで誰かがささやいているような声。私たちは思わず顔を見合わせ、恐る恐るその音の方へ近づいていった。心の中で「これはただのイタズラだ」と自分に言い聞かせながらも、恐怖が押し寄せてきた。

ドアの隙間から覗くと、薄暗い部屋の中に何かが動いているのが見えた。私たちは一瞬立ち止まり、どうするべきか迷った。結局、好奇心が勝り、私はドアを開けることにした。

その瞬間、冷たい空気が流れ込み、部屋の中の光景が目に飛び込んできた。そこには、手術台の上に置かれた古びた器具や、何かの影が見えた。私たちは恐怖に駆られながらも、何が起こっているのかを確かめるために行こうとしたが今日は辞めることにした。
(続く?うp主の体力が持つまで)

1/1
コメント(0)

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。

怖い話の人気キーワード

奇々怪々に投稿された怖い話の中から、特定のキーワードにまつわる怖い話をご覧いただけます。

気になるキーワードを探してお気に入りの怖い話を見つけてみてください。