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呪い・祟り

捨て犬さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

廃ビル
短編 2023/11/06 23:19 3,929view
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「あの廃ビルで聞いたものだったよな。」

と言った。

その声は震えていた。

Aは僕には聞こえなかったBのつぶやきの声が聞こえたらしい。

Bは「写真の俺は消えた。次はお前らだ。あひゃひゃひゃっひゃ」

Aだけ最後にくっきりと聞こえた声があった。

「次はお前だ。」

その声は低い女の声だったらしい。

廃ビルに2人で行くか迷ったが結局Aが怖がっていけなかった。

次の日学校に登校するとBは休んでいた。次の日もその次の日も。

Bが死んでいたことが分かった。廃ビルの六階で首を吊って死んでいたらしい。

それも最初の電話を掛けた時から。

数年後

こんな話も忘れかけていたころ

Aから着信があった。

「もう一度廃ビルに行ってみたんだ。そしたらそこで写真を見つけてさ。そこに俺はいなかったよ。あひゃひゃっひゃ。Bが言っていたことは本当だったんだな。」

バタンその物音が響いた。

Aの着信は途絶えた。

次は僕の番なのか。いやだ死にたくない。まだ死にたくない。

精神的に限界だった。あひゃひゃ。僕は覚悟を決めて廃ビルへと向かった。

あの時と同じように扉は開いた。6階に向かった。

写真があった。B、A、僕が消えていた。

耳元で囁かれた。

「お前の番だ。」

低い女の声で。

バタンと物音が響いた。

2/2
コメント(3)
  • ちょっとわかりにくいですね。情景が浮かびにくい。

    2023/11/07/12:26
  • 廃ビルに、何故、3人の写真があったのが謎で怖い。

    2023/11/08/01:28
  • なぜ た?で文を終わられたいのか

    2023/11/12/00:32

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