変な夢

私が中学生だった頃に一時期頻繁に見る夢がありました。

いつもどこかの大きな山城に私はいて、山城の側には海があり、それを天守閣のようなところから知らない男性2人と談笑しながら眺めていました。一人は素襖という着物を着た武士と、もう一人は笠を着たお坊さんでした。因みに私は普段家の中で着ていたスウェット姿です。
毎回愉しげに三人と話しているのですが、夢から起きると会話の内容をド忘れしてしまいます。

最初はそこまで気にすることもない夢でしたが、さすがに連続で同じ夢を見ているとちょっと気味が悪いものでした。
このことを友人に相談するも、ストレスでそんな夢を見ているだけじゃないかと言われました。思春期も重なるし、学校での人間関係のストレスも少なからず受けているのかもしれない。私も友人の意見にすんなり納得し、そう思うことにしたのです。

それでも連続で夢を見続け、ある日いつもとは少し変化があったのです。
夢から覚める前に武士に髪を切られました。どこか悲しそうに髪を握りしめる彼は私に何か呟いていたのですが、全く覚えていません。

現実で髪は切られていませんでしたが、ただスゴく胸が苦しくなりました。それから夢もパッタリ見なくなり、会えないことに暫く辛くなり、眠りから覚めるとガッカリしてました。

落ちがなくてすみません。