お金にこまった宇宙人がうちにやって来た(実話)
投稿者:Sugiggy (1)
私はそのとき少し聞きかじっていた未確認生物、宇宙人ではないかと思いました。
私:「どんな姿だったの?」
義母:手が長くて頭がやたら大きくて、目が・・・
私:「目が?」
義母:「目が真っ黒でデカくてまばたきしない」
まさか!宇宙人といえばあの有名なグレイタイプなのか!好奇心に駆られたわたしは、早速絵を書いて義母に見せました。
私:「おばあさんがみたのさぁ、こんな感じのじゃない?」
義母:「これこれ!」
やっぱりそうでした。グレイタイプの宇宙人がうちのマンションに現れたのです。
私:「乗り物は何色?」
義母:「何色ってよくわからないよ。銀っていえばそうだけど、乗り物がどこかに行っちゃったから・・・」
私:「乗り物をおばあさんの部屋に隠したのか、それとも自在に縮小できるのかな」
私の好奇心と想像力はマックス状態になっていたのです。
私:「おばあさん、その人間っぽいのさ、しゃべった?」
義母:「しゃべらないよ。口は小さくて口を使って話をしてきてないから」
これは興味深く、UFOや宇宙人関連の雑誌や投稿、書籍を読むと、口を使っての会話ではなく、テレパシーを使って話をしたり会話をしたりする
と聞いたことがあるので、これはすごいと思ったのです。
義母:「頭の中に話かけてくる感じで、霊と話すのとは全然違う!」
遅ればせながら義母は霊能力があって、小さなころから見えないものと話をしたり、少しばかりその道の修行もしたことがある人なのです。
血みどろの霊をみてもあまり怖がらない義母が、青ざめていて、話かけられる手段も今までとは違うことに、本人もかなり動揺していたのですが、
話をして少し経つと、いつも通りの表情に戻っていきました。
私:「頭のなかに響く感じ?」
義母:「そう」
私:「何を言われたの?」
義母:「それが・・・」
私:「何?」
義母:「お金を貸してほしいと・・・」
私:「はぁ?お金?」
義母:「お金を貸したけど返してくれなくて、探したけど、どこかへいってしまって、お金がないから貸してほしいと言ってきた。」
私:「お金を貸す?」
宇宙人では金融機関で借金も出来ないし、生活保護も受けられないし大変ですよね。
1度お目にかかりたい。
重箱の隅をつつくような事を言って申し訳ないんだけど、義母のことを「おばあさん」って呼んでるの?