存在しなかった部屋
投稿者:杜辺ユン (2)
短編
2023/02/20
18:20
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私は、自分の目をなん度も疑いました。
扉を開けると、そこには何の変わりもないよくみる屋根裏が私の目には映って居ました。
あの時、扉を開けると広がっていた真っ黒な広い部屋もそこから繋がって居た箱のある屋根裏も
そこには無かったのです。
この時は凄く怖かったです、あの時小さい頃の自分はどこに居たのか、もしかしたらあの一瞬の間、どこか別の場所に飛んでしまって居たのか。
深く考えれば考えるほど不思議な体験をしました。
来年、祖父の家はリフォームして新しくすることになって居ます。
私はその前にもう一度、屋根裏へ行って見ようと思います。
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