夏の寝室
投稿者:NAF (1)
この不思議な体験は約20年以上前、中学3年生のお盆時期だったかと思います。
私の住んでいた家は築40年ぐらいの結構古い家で、一階に祖父が暮らし、二階で私たち家族(父、母、長女、次女、私)で暮らしていました。
私は受験生だったこともあり「二階だと騒がしく勉強に集中が出来ない」と言い、一階の祖父が暮らしているリビングの隣に(北西部屋)、昔から誰も入らない亡くなった祖母の衣裳部屋がありました、そこの荷物を整理して勝手に自分の部屋にしてしまいました。
自分の部屋が出来て上機嫌だったのですが、長い時間その部屋にいると一日に数回押し入れの中から叩く音がなります、最初はかなり驚き家族にも相談したのですが誰も信じてくれず、私も気にしないようにしていました。
しかし、自分の部屋で生活するようになってから一週間ぐらいした頃、一度友達が泊まりに来たことがありますが、押し入れからの叩くような音に驚き、夜にはなぜか片目が腫れ夜中に帰ってしまいました。
またその頃から毎日2時22分、3時33分、4時44分に金縛りになり目が覚めるようになりました。お盆になると毎日兵隊の行進する音が鳴り、目がさめるようになり数日経つと兵隊が雪の上を行進する音に変わりました。
お盆が明けたころにはその音は鳴りやみ、金縛りも週一ぐらいになりましたが、中学卒業までそこで生活を続けました。
高校生になると親が新しい家を建て引っ越しをし、現在その部屋はまた元の衣裳部屋になっています。
祖父の家はお墓の隣にあるのであの衣装部屋は霊の通り道とかだったのでしょうか?
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