足踏み
投稿者:しゃくれ (3)
長編
2021/03/04
19:34
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てみる。
ほぼシャッター通りと化している始末。
俺「はぁ…こんな所に旅館なんてある訳…あ
っ!」
何と商店街の突き当たりを右に曲がってみると
すぐに〇〇旅館と看板がついた建物が!
見た目は築100年くらいいってそうな古い建物
だ。
古く立派だがいかにも出そうな雰囲気満点だ。
俺「ええぃ、ままよ!」
玄関の大きなガラスの引き戸を開ける。
俺「すみませーん、ごめん下さーい」
俺「……」
俺「すみませーん!」
誰も来ない。
右の下駄箱を見ると呼び鈴の用な物がある
「チーンチンチーン」
俺「……」
反応がない。
俺「やってんのかな?」
と呟きながらも念の為ベルを鳴らしまくる。
すると玄関から遥か奥へと続く廊下の突き当た
り辺りに何か黒い物が動いた。
薄暗くよく見えない。
生唾を飲みながらソレを凝視していた。
すると
「*○☆$#」
何か聞こえる。
俺との距離6〜7メートルまで来た時にソレはお
ばあちゃんだと気づいた。
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