ドッペルゲンガー？昔の自分が残ってしまった

5年程前の事です。
それまで仕事を適当にこなしていた自分は、書類の提出はギリギリ　出勤時間もギリギリ　ミスも多い、そんな仕事に対する姿勢で
よく注意を受けていました。
同期が先に昇進していく姿を見てこのままでは駄目だと思い仕事に対する姿勢を見直し、1時間前に出勤しその日行う仕事をリスト化
様々な点を改善していきました。
そんな日が続き周りからも「急に変わった」「真面目に取り組んでくれるようになった」と評価が変わった日々が続いたある日
自分は突如体調不良に陥り出勤前に自宅で倒れてしまいました。

目を覚ますと病院で家族に心配される中お見舞いに来てくれた上司が変なことを言うのです。
「今日は出勤してないんだよな？」「自宅で倒れたんだよな？」と何度も確認してきます。いったいどうしたのか事情を聴くと
朝、自分が会社に出勤時間ギリギリで出勤してきたらしく仕事も適当にこなしており周りの声掛けにも適当に返事し、昔の自分に戻ったような
姿でありトイレに行ったまま気付いたら居なくなっており会社総出で探し回っていた時に家族からの電話で自分が倒れていることを知り
来てみたが出勤前に倒れており会社には来ていないと知りパニックになっていたようです。

これは会社の同僚も同じことを言っており確かに自分だったようです。
突然仕事に対する姿勢を変えたため昔の自分が残ってしまったのかもしれません。