仏壇で手を合わせていた赤ちゃん
投稿者:ビークイン (3)
これは私が小学生の頃の話になります。
小学生の頃、毎年ゴールデンウィークになると2泊3日で地方のおばあちゃんの家に、家族で遊びに行っていました。
4歳上の従姉妹のお姉ちゃんがいて、夜も従姉妹のお姉ちゃんと寝たくて1階の部屋でお姉ちゃんと2人で寝ていました。
その部屋には奥にタンスがあり、その上に小さい仏壇が置いてあります。
ある日いつものように夜寝ていたのですが、ある日ふと目が覚めて
奥の仏壇があるタンスの方に寝返りを打ったところ
丁度仏壇の高さのところに足を組んで手を合わせている人が仏壇に向かって浮いていました。
それを見た瞬間、怖くて動けませんでした。
するとその浮いた人が首だけ動かしてこちらを見てきました。
その時その人の目は絵で描くキツネのように目が一本線のような感じで開いていなく赤ちゃんくらいの幼さで、けど私の姿は見えているといった感じで
こちらを微笑むような感じで見てニコニコしていました。
服装ははっきり覚えていませんが、服を着ている様子はなかったと思います。
怖くて、おばあちゃんが飼っていた犬が私の頭の上にいたので思いっきり揺すったりしましたがまったく起きませんでした。
またその仏壇の方を見たらまだこっちを見てニコニコしていました。
小学生の私は怖くて目を瞑って反対方向を向いて布団をかぶりました。
しばらく動かずいましたが、気になったのでもう一度仏壇の方を見て見ましたがもういませんでした。
その後また知らないうちに寝てしまい、朝起きてみんなに話をし、見た幽霊の特徴を言ったら
座敷わらしじゃないかと言われました。
その日からその部屋で寝る事はなくなり、あれ以来見た事はありませんが、私が初めて見た幽霊で今でも鮮明にあの時の微笑んだ顔が記憶に残ってます。
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