これは私が大学生の時に体験した話です。
大晦日の日にひとり暮らしの友達の家に集合しました。
男ばかり4人でお酒を飲みながら年越しを過ごす予定でした。
格闘技や笑ってはいけないシリーズを見ながらダラダラと過ごしていました。
気づけば時間は夜の11時30分過ぎでした。
誰かが初詣に行こうと言い出しました。
酔った勢いで近くの神社へ初詣に行くことにしました。
近くの神社には他にも若者達が初詣に訪れていました。
賽銭をして、神様に手を合わせました。
その時の私のお願いは、来年こそは彼女と年越しを過ごせますようにというものでした。(笑)
寒いので友達の家に戻ることにしました。
友達の家に戻るとみんなでお酒を飲みなおしました。
みんなベロベロに酔っ払っていました。
しばらくとすると誰かが寝てしまいました。
残りの3人でしばらく飲んでいました。
疲れてきたので部屋の明かりを消してみんなで雑魚寝しました。
部屋は暗くてみんなの姿はあまり見えません。
しかし、私は少し違和感を感じました。
私達は全員で4人です。
しかし、部屋を見渡すと影が5人見えます。
私は見間違いだと思いました。
一人一人の名前を呼んでみました。
酔っ払いながらみんな返事をしてくれました。
しかし、まだ一人寝転がっている人影があります。
私は勇気を出してその人影に話しかけました。
「あなたは誰ですか?」
その人影は何も喋りません。
しかし、そこには確かに人影が見えます。
私は怖くなり、その人影に背を向けて眠りました。
その人影は急に起き上りました。

























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。