廃校になった学校のグラウンドで野球をする幽霊の都市伝説
投稿者:緑のねずみ (2)
短編
2021/12/16
19:39
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新しく都市伝説のカテゴリができたということで、思い切って私の知っている都市伝説を投稿してみます。
その都市伝説とは、廃校になった学校のグラウンドで、幽霊が野球をしているというものです。
確か中学校のグラウンドだったと思います。その学校は平成になって新設された学校なのですが、過疎化が急速に進行したことで、結局令和になる直前に廃校になったという話です。なので比較的新しい都市伝説ということになります。
さて、そのグラウンドは、夜になるとナイター照明がつくらしいです。もちろん本来であればつくはずはないのですが……。ちなみに、夜といっても午後11時とか午前0時を回っているみたいなので、もう深夜と言った方がいいかもしれないですね。そして、普通に考えて、そんな時間に誰かが練習するというのはありえません。だから幽霊と言われているようです。
さらに不思議なことに、そこでは野球をしているであろう「音」しか聞こえないらしいのです。バットがボールを跳ね返す音、ボールがミットに収まる音、スパイクが土を蹴る音、「オーライ」という低い声……そういう様々な音が、深夜のグラウンドに響いているみたいです。
幽霊にとっては天国にあるグラウンドよりも居心地がいいのかもしれませんね。
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