坪野鉱泉
投稿された怖い話の中から坪野鉱泉にまつわる怖い話を一覧で表示しています。
実際に少女の失踪事件が発生し話題となった富山県の心霊スポット「坪野鉱泉」。
映画「牛首村」の舞台となることも発表されましたが、実際はどのような場所でどのようなエピソードがあるのでしょうか。
坪野鉱泉の新着怖い話
北陸最恐心霊スポット「坪野鉱泉」
富山県の「坪野鉱泉」。
怖い話や心霊スポットが好きな方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
坪野鉱泉は富山県魚津市にある鉱泉(地下からの湧水。医学的見地から治癒成分を含んだ水のこと)で、北陸最恐の心霊スポットの一つとも言われています。
ここでは1996年には肝試しに訪れた少女2人が行方不明になったことから、神隠しが起きる心霊スポットと呼ばれるようになりましたが、その後、2020年に2人の遺体が発見されたことでガチの心霊スポットとして全国的にも名を馳せることになりました。
「ホテル坪野」と呼ばれる廃業したホテルの廃墟は今も実在し、2022年公開の映画「牛首村」の舞台となったことでも話題となっています。
そんな坪野鉱泉が北陸最恐の心霊スポットと呼ばれる理由はどのような部分にあるのでしょうか。
2人の少女失踪事件
1996年、肝試しでホテル坪野の廃墟を訪れたと思われる2人の少女が失踪する事件が発生します。
当時の坪野鉱泉は、暴走族のたまり場であったことなどから、事件・事故の両面で捜査されましたが手がかりはなく、未解決のまま迷宮入りとなりました。
時は流れて2014年、富山県警に「当時、少女2人が乗った車が海へ転落したのを見たと話している者がいる」という情報が寄せられます。
5年後の2019年には、目撃者とされる男性3名が特定され、事情聴取の結果「駐車中の女性2人に声をかけようとして近寄ったら、2人が乗った車が急発進して海に転落した」という証言が得られました。
その証言を元に2020年3月、射水市伏木富山港の海底から少女2人が乗っていたと思われる車が見つかり、中からは2人のものと思われる人骨が見つかっています。
DNAの鑑定結果や残された遺留品から、失踪した2人のものと特定されました。
実に失踪から24年後に解決したこの事件ですが、解決前には様々な噂や憶測が飛び交っており、それが坪野鉱泉を北陸最恐の心霊スポットとして知らしめることになったのではないでしょうか。
宜保愛子も入ることを拒否したホテル坪野
失踪事件とともに坪野鉱泉を北陸最恐の心霊スポットとして有名にさせたのは、「ホテル坪野」の廃墟の存在ではないでしょうか。
1970年頃(1973年とも)に開業したホテル坪野ですが、1980年代に入り、プールで男児が溺死する事件が発生したと言われています。
その後、1982年(昭和57年)に廃業、1990年代までに周囲の施設が解体され、現在はホテルの廃墟のみが佇んでいます。
先の少女行方不明事件、男児のプールでの事故以外、目立った事件や事故は聞きません(首吊があったという噂もあります)が、当時の坪野鉱泉は暴走族が集会を行っていたことなどから、地元では「行ってはいけない場所」として有名だったようです。
また、あの有名な霊能力者、宜保愛子が唯一入ることを拒否したことも坪野鉱泉が最恐心霊スポットと呼ばれる理由のひとつです。
肝試しに訪れた人の中でも怪奇現象に遭遇した人は多く、廃墟からこちらを覗く心霊写真が撮れるという噂もあります。
北陸最恐の心霊スポット「坪野鉱泉」には、どのような霊が蠢いているのでしょうか。