佐久間ダム
投稿された怖い話の中から佐久間ダムにまつわる怖い話を一覧で表示しています。
静岡県の有名心霊スポット「佐久間ダム」。
日本屈指の巨大ダムは、奇しくも日本屈指の心霊スポットでもあります。
佐久間ダムにはどんな心霊現象や怖い噂が眠っているのでしょうか。
佐久間ダムの新着怖い話
静岡県の有名心霊スポット「佐久間ダム」
東海地方だけでなく、全国的にも心霊スポットとして知られる佐久間ダム。
工事の際の事故で大きな犠牲を出したダム本体ももちろんですが、ダムを挟み込むように存在する2つのトンネルも霊が出ると噂されています。
このページでは、佐久間ダムはどんなダムなのか、そしてどんな心霊現象や怖い噂が存在するのかなどを紹介していきたいと思います。
佐久間ダムとは
佐久間ダム(さくまダム)は、静岡県浜松市天竜区佐久間町と愛知県北設楽郡豊根村にまたがる天竜川本流中流部に建設されたダムで、日本9位の高さ(155.5メートル)と日本8位の総貯水容量を有しています。
佐久間ダムの工事は、戦後の日本の土木技術史の原点となった歴史に刻まれる事業と言われており、大型ダンプカーやブルドーザー、油圧ショベルなどの重機が普及するきっかけともなっています。
佐久間ダム建設時には事故で多くの方が亡くなっている
日本土木史の金字塔とも言われる佐久間ダムの建設工事ですが、実に96名の犠牲者が出ています。
豪雨や台風などの自然災害の他、転落や落石などの事故で亡くなった方も数多くいました。
建設工事当初は保安帽(ヘルメット)を被る人がほとんどおらず、安全意識の欠如が犠牲者数を増やす結果となってしまったのかもしれません。
工事現場での安全対策も佐久間ダムの建設工事で見直される結果となったのです。
犠牲者の冥福を祈る慰霊碑が建立されている
佐久間ダムのすぐ脇に建設され、佐久間ダムでの発電の仕組みや役割、歴史などを紹介している「佐久間電力館」の傍には、建設時の事故で亡くなった96名の冥福を祈るための慰霊碑が建立されています。
佐久間ダムで起こる心霊現象
日本の土木史を語る上で欠かせない佐久間ダムですが、ダム本体のみならず、周辺のトンネルでも心霊現象が多数目撃されている有名な心霊スポットです。
やはりダムの建設工事で亡くなった作業員の霊が彷徨っているのでしょうか。それとも……
ここからは佐久間ダムで報告されている心霊現象を紹介していきます。
トンネルに出現する霊
佐久間ダムに向かうと複数のトンネルを抜ける必要があるのですが、中でも佐久間第2トンネルで幽霊が出ると言われています。
具体的には……
・走行中の車の屋根や窓をノックする
・トンネル内を複数の人影が歩いている
などの噂が多いようです。
また、佐久間ダムを横切った向こう側に連なるトンネル「うなぎだる隧道(鰻樽トンネル)」「丸山トンネル」「松島トンネル」「松の平隧道」がありますが、この中でも「うなぎだる隧道」に霊が出現すると噂されています。
他にもダムの周囲には手彫りのトンネルが複数存在しており、どれも霊が出そうな不気味な雰囲気を醸し出しています。
トンネルに出る霊はダムの建設工事で亡くなった作業員なのでしょうか……
佐久間ダムに出現する幽霊の噂
周囲のトンネルなどではなく、佐久間ダムの本体でも幽霊が目撃されているようです。
ダム建設時の事故で亡くなった96名の作業員の幽霊なのでしょうか。
しかし、佐久間ダムにはもう一つの顔があるのです。
佐久間ダムは自殺の名所?
佐久間ダムでは、複数の方が自殺していると言われています。
そのため、ダム本体に現れるのはダム建設工事で亡くなった作業員の霊ではなく、自殺者の霊であるとも言われています。
どちらにしろ多くの方が亡くなっている佐久間ダムでは、幽霊が出て当然なのかもしれません。
佐久間ダムには沈んだ村がある?
佐久間ダムに関連する噂の一つとして、「村が沈んでいる」というものがあります。
こうして聞くと都市伝説的なものに聞こえてしまいますが、佐久間ダムでは、建設に伴い実際にある村の一部が沈んでいます。
愛知県の富山村(現在は豊根村に編入)は昭和30年、佐久間ダムの建設により村の中心部が水没することとなりました。
この事実が佐久間ダムが心霊スポットと呼ばれる一因になっている可能性もあるかもしれません。
奇々怪々にも佐久間ダムにまつわる怖い話が投稿されています。
また、YouTubeなどでは実際に佐久間ダムを訪れた動画などもありますので、興味がある方は観てみると面白いかもしれません。
ただ遊び半分で肝試しに行くは辞めておいたほうがよさそうです。