真夜中に廊下を走る足音と不思議な青い光

昔、家を建てた直後のことです。
木造２階建て。場所は、由緒ある世田谷八幡宮まで徒歩3分。これも由緒ある豪徳寺のお寺までは徒歩６．７分ほどの住宅街です。私と息子達の部屋、納戸は２階。夫は1階の和室。

新築の家に住み始めた直後、真夜中に、大勢の足音がどたどたと廊下を駆け抜けていき、はじに位置する納戸のほうへ。驚いて私室のドアをあけると、ぱああっと青い大きな光の玉も納戸のほうへ消えていきました。
同じことが1週間ほど続き、怖くて、不眠症になってしまいました（思春期の息子達は熟睡していて、気がつかなかったそうです）

そこで、老母の知り合いの霊能のあるというかた（女性）に来ていただきました。そのかたがおっしゃるには、この家はL字型をしており、八幡様と豪徳寺のお寺へ集合する神々の通り道を塞いでしまっている、と。そして、おろおろしている私に、次のようにいわれました。「神々をなだめるために、納戸の小窓のところに、毎朝お水をお供えし、『知らなかったとはいえ、大変申し訳ありませんでした。どうか私ども一家をお守りください』と祈りなさい。

それを、3か月ほど続けたところ、足音はぴたりとやみ、青い光の玉も、しだいに明るさを失い、ぼうっと廊下を照らすだけとなり、やがてすっかりおさまりました。それでも、今でも納戸の窓辺に毎朝水をお供えし、家族の健康を祈っています。

足音・光はおさまりましたが、私の部屋は昼夜を問わず、バシっ、ビシっという、いわゆるラップ音がするようになりました。最初は新しい家なので、建材がきしむのかと思っていましたが、いまだに続いています。けれども家族全員、つつがなく暮らしていますので、心を強く持ち、気にしないことにしました。特に夜中がひどいので、就寝前に安定剤を服用していますが。さて、今夜はどうでしょうか……？