金縛りによって魅せられたナニカ
投稿者:ミハエル (4)
私は昔5年程同棲している恋人がいまいた。
同棲中に彼が転職したことでその新しい職場の人と彼が浮気をしていたようで、それが原因で私たちは破局し私は一人暮らしをする事になりました。
当時飼っていたウサギと最低限の荷物だけを持ちなんとかみつけた家に引っ越しをしました。
部屋は二階で間取りは2LDK玄関を開けるとキッチンと廊下がありその先にリビング、寝室と部屋が続いていました。
当時はい急いで引っ越しをしたことと、浮気のために貯金を使い果たされておいほぼ無一文の状態で引っ越しをしたため、家具もなく布団一枚引いてリビングで寝ていました。
一人暮らしになった寂しさや孤独感から当時は配信アプリを聞きながら眠っていました。
その日も配信を聞きいつの間にか眠りにつきました。
すると急にふっと目が覚め体の左側がしびれていることに気がつきました。
ぴりぴりしていて嫌だなと思ったとき体が動かせず寝ぼけたまま何でだろうと考えながら動かそうとしていましたが、よくよく考えると横向きになって右側を下にしていたため左迂遠遭っている腕や足に負荷がかかることは無くしびれるはずもないんです。
今までこんな経験は一度も無かったためこれが金縛りなのか?と怖くなってきたとき、周りの音が妙に大きく聞こえる事に気がつきました。
きしみの音や台所で水が出るような音、テレビの音。
その聞こえてくる音はどれも自分の家の中でなっている音ではなく隣や上の階から聞こえてくる生活音のような音でした。
そのとき突然キィーっと玄関の扉を開ける音が聞こえました。
バタン…ガチャン。扉を閉め鍵のかかるおと。鍵を閉め忘れたのか、金縛りのせいなのかもわからずわたしは鍵の閉め忘れので本当に人間が入って生きたとき起きていたら危ないのでは?と思いとっさに唯一動かせる目のをつむり寝たふりをしていました。
そのまま寝たふりを続けるとゆっくりとリビングに向かう足音がきこえついに扉が開けられました。
怖くてたまりませんでしたが目をつむり必死にいなくなれいなくなれと願っていました。
ですがその足跡はゆっくりと私に近づきついには背後まで来たところで立ち止まったんです。
しばらくそのままでいるといつの間にか気配はなくなり聞こえていた音もやみ体も麻酔がとける時のようにすーっと痺れも消え私はゆっくり向きましたがそこには誰もいませんでした。
念のため部屋の中は確認して回りましたが誰かが侵入した形跡もなく金縛りによって魅せられたナニカでした。
金がないのに2ldkってヤバい物件だろね!