霊に「よっ！」と軽く挨拶をしたところ・・・

私が小学生の時に叔母から聞いた話です。

私の叔母は霊感が強く良く霊体験をしていたそうです。
叔母の家はお寺で（そこまで大きくはないのですが）家とお寺が合体しているような作りでした。

叔母が中学生のころ、お客さんがきており祖母の手伝いをしていた時です。
お客さん用の飲み物がなくなったので、お客用冷蔵庫から飲み物を取りに行くよう頼まれたそうです。

お客用冷蔵庫の場所はリビングから離れた場所にあり、お経を唱える部屋（法事で人が集まる）の脇にあります。
冷蔵庫に向かって右側にその部屋があるのですが、夜だったこともあり薄暗く嫌な感じがしたそうです。

なるべくその部屋を見ない様に飲み物を取ったらすぐにリビングに戻ることを考えていたそうですが、冷蔵庫につくなり
右側に視線を感じました。

ちらって見ると人が立っていたそうです。すぐにこの世の者ではないと感じた叔母でしたが
無視するのも逆に怖いと思い、「よっ！」と軽く挨拶をしてしまいました。

特になんの反応もなかったので、急いで冷蔵庫を開け、飲み物を取り出し、ドアを閉めた瞬間でした。

「バンっ！」と背中に衝撃を受けたそうです。
物が落ちてきた衝撃ではなく、誰かに張り手でたたかれた衝撃でした。

瞬時に叔母はさっきの者だと認識し、急いでリビングに戻りました。
後ろを振り返る余裕はなかったと言っています。

リビングにつき、事の説明を祖母にしましたが信じてもらえなかったそうです。

ただ、服を脱ぎ背中を見てほしいと確認してもらったとき祖母は驚きました。

背中には手形がはっきりとついていたそうです。