俺の住んでいる山の上に祠がある。高校の頃を見たらなんかある。
バブル経済の前、山の周り未開発の場所だった。バブルになってから開発が行われた。
母に聞いたら「知らない」と答えられた。周りの人に聞いたが何も知らなかった。母は長く住んでいるのに知らなかったはどういうことだろう?
大人になって仕事場が祠にいける近くの場所だった。次兄が祠へ向かった。俺は山道が怖かったので行く気がなかった。
帰ってきた次兄曰く「古びている」らしい。
古いのだがここで思ったことがある。
手入れされず残されている。そして、忘れ去られた。もともと、何を祀っていたのかわからず名前すら忘れ、ただ存在する。
気になるのが山の下から見た時、鳥居が新しく見えることだ。古びているなら赤い色が薄くなるはず。薄くないのはまだ新しいのか。
忘れられたものの手入れは誰かにされているのか?
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