友達が小学3年生の時の話。
今覚えば少し怪しかったが、当時は警戒心なんかなかった。
よく公園に個人経営の移動販売のお弁当屋さんが遊びに来てた。
カツ丼やハンバーグのほかに、単品のおにぎりとかもあった。
おそらく肉メニューを代表としているのだろう。
格安なのにめっちゃおいしくて子供達からは人気だった。
でもたまにじゃりっとすることがあって、少し気持ち悪さを感じたらしい。
コリっとか、じゃり、がりっなんて食感があって気付けば誰も買わなくなっていた。
皆が買ってないならぼくももう買うのやめようと思った矢先。
『次のニュースです。数年間捜査中だった殺人事件の容疑者が判明しました。犯人は、移動販売で肉料理を販売しており、その肉はー…』
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