結論から言えば、これは怖い話ではない。
その理由は俺含め、家族のだれも怖がっていないからだ。
今の家に住み始めて5年ちょっとになる。
集合住宅なんだけど、今の建物が建つ以前、ここは拘置所だったと聞いた。
だからなのかはわからないけど、同じくここに住む友人曰く、よく出るらしい。
友人Aは学生の頃、帰宅して顔を洗おうと脱衣所に向かったら、そこに白い服で四つん這いの女がいた、と言っていた。
友人Bは自宅のリビングにあるテーブルの上に知らない老婆が正座していたのを見たことがある、と言っていた。
お年寄りの多い地域だし、築30年以上経ってる住宅だから当然人だって亡くなっている。
特に怖いと思ったこともないけど。
まあ、そういった話のある住宅に住んでいるわけだ。
では本題。
彼女?は住み始めた当初からずっと見えている。
昼でも深夜でもお構いなしに、視界の端に映り込む。
最初は驚きもしたけど、ほとんど毎日見えているせいで次第に彼女の存在は気にならなくなった。
じゃあわざわざ投稿するなよ。って話なんだけど、この話を投稿しようと思ったのは最近になって視覚以外にもアプローチというか、アクションを起こすようになってきたように感じたことが原因。
最初にも書いたけど、別に怖いとは思ってない。
なんなら、いい人?霊?なんじゃないかなと感じる事すらある。
一番直近で言えば、仕事に使うタブレットのペンを紛失した際に探していたら、いきなり机の上に落ちてきたりとか。
机周辺に棚なんかないし、「上から」物が落ちてくる要素はゼロ。だけど現実に落ちてきて、それが探していたものだったわけで。
あ、ペンが落ちてきたときはマジで驚いたけど、ちゃんとお礼は言ったよ。
あとは子供が名前を呼ばれたりだとか、寝室にいきなり線香の香りが充満したりだとかがあるくらい…なんだけど、「視界の端に見える」以外のアクションは、今年の6月ごろから起こり始めたんだよね。
俺ら家族としては実害もないし、共存できるなら別にいいかなーと思ってるけど、彼女は何がしたいのか。
そういうわけで、何で今急に?っていう疑問もあって、ここに書きこんでみた。
…何かわかる方いませんかね?
ああ、意見は本当に募集してます。これ実話なので。

























気ついてもらえたことで霊も嬉しかったんじゃないですか?by読者