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不思議体験

たちさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

じゃあね、バイバイ
短編 2024/11/27 00:11 137view

私は自宅から10分程歩いた所にある公園に5歳の娘と遊びに行った。
しばらく遊んでいたら、1年生くらいの女の子がこちらを見ているのに気がついた。
このあたりの子で遊びに来たのかな?と思う程度で娘と遊んでいた。
しばらくすると1年生くらいの女の子が遊具に来て遊び始めた。
娘と少し年齢が上のお姉ちゃん2人はお互いに気になりながら遊んでいたが、徐々に笑顔が増え、話をするようになった。
私は、「気をつけて遊んでよ。」と声をかけ、近くのベンチで見守ることにした。

20分程遊び、娘に
「そろそろ、帰るよ。」と言うと、
「嫌だー、もう少し。」と娘が言った。
女の子はこちらの様子を伺っていました。
「もう少しね。次、帰ろうって言ったら帰るからね。」

娘と女の子はまた遊び始めました。
しばらくして、娘に帰るよと伝え公園を後にすることに。
「お姉ちゃんに、バイバイして」と娘に言い、
「バイバイ、またね!」と娘が女の子に言いました。
女の子は笑顔で
「バイバイ、またね。」と言って手を振っていました。
娘に、
「お姉ちゃんと遊べてよかったね。」と伝え坂道を登り始めました。
何気なく坂の途中で後方を見ると、公園が少し見えました。

公園からこちらをジッと見つめている先程の女の子の姿を見て、一瞬、ゾッとしました。
娘を抱っこして、公園の方を見せるとお互い手を振っていました。

「気のせいか。ちょっと、怖かったな」と思いながら自宅へ向かいました。

数日後の夕方、妻と娘の3人で車で買い物に出かけていた時のことです。
スーパーに行く途中に、この間遊んだ公園があるので通りかかると公園内にこの間の女の子が1人で立っていました。
娘は、その子に気づき、
「ママ、あのお姉ちゃんだよ。前に遊んだの。」
と言いましたが夕暮れ時ということもあり、
「えっ?どの子?」と妻は女の子を見つけることができませんでした。
「パパ、いたよね?」と聞いてきたので、
「うん、今日もいたね。」と答えました。
内心、
「やっぱりちょっと変だな。遊んでないで立ってるだけって…」と思ってしまいました。

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関連タグ: #不気味#声#子供
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