防災放送
投稿者:埜威 (8)
これは珍しく私の次女が経験した…いや、現在も続いている不思議な話だ
我が家の3軒程北(道路は直接繋がってないので遠回りが必要)に町内の消防団の施設がある
私の住む地域はあまり消防団を必要としていない中途半端な田舎なので、何かあれば消防署にはお世話になっても消防団は何をしてるのか存じ上げない
申し訳ないがおもちゃのドローンを飛ばす時に駐車場を使わせていただく場所。という感覚だ
そんな存在の薄い(すみません)消防団の存在が時々次女に大きなインパクトで襲ってくる。所謂
【⠀防災放送 】
大きな震災があった頃は頻繁に防災放送が流れていた。施設の敷地内の細くて高い柱のてっぺんにメガホンのようなスピーカーが数個付いている。二階建ての家屋より少し高い位置なので我が家の二階の部屋からそれが障害物無く見えるのだ
最近では防災放送が流れる事も殆どなく、たまの地震があった時に何か言っているな…という程度。洪水警報は年に数回の台風が来た時くらい
昼間だと生活の雑音に掻き消されて聞き取れない。それって何の為、誰の為の放送なんだろう?…とも思わない。その位の薄い存在感なのだが
これが深夜になると物凄いインパクトに激変する。相手は地震や洪水警報なので夜中の何時だろうが流れる訳だ
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ここから本題に入るのだが、この放送がとてもよく聞こえる(消防団施設のある北に窓)部屋が我が家には3つある
1つは1階の母の寝室、1つは2階の私達のリビング、そして最後は次女の部屋。お察しの通り夜中の放送がよく聞こえるのは母と次女になるのだが
今から5~6年前だったと思う。弱い地震が何回か夜中にあった翌朝、朝食時の会話で
母と次女が昨夜は放送がうるさかったよね。と文句を言っていた。私の寝室や長女の部屋は南に面しているので全く聞こえなかったよ。と
それがまた母と次女の機嫌を悪くしてしまい、被害者仲間の愚痴に火に油を注いでしまった
だが、ある1点でその会話が突然止まった。そのある1点の部分をそれぞれ書いてみる
母曰く
夜中に突然大きな声で震度なんとかの注意報!!って野太い男の声でしょ?それで毎回飛び起きるよ。せめてもう少し柔らかい女性の声とかにして欲しいよね
次女曰く
めっちゃ気味が悪い。夜中に暗い女の人の声で震度いくつとか、あの声聞くと鳥肌が立つんだよね
これが同じ夜の放送を体験した2人の話だった
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どちらかが寝ぼけていたのだろう。どちらが聞き間違えたのかは不明だが、その後2人は
女性だった!!男性だった!!でちょっとした口論になっていた
それから今に至るまで、この口論は防災放送がある度に繰り返されている。要するに現在に至るまで
母には野太い男性の声、次女には暗い女性の声がたまに聞こえると言う
私としても夜中の放送はどちらが正解かと疑問になってきた。そもそもがどこまでの範囲に聞こえているのか?と、2~3年前に我が家から1番近いママ友に聞いてみた事がある
聞く人によって声が違うのは不気味ですな。
面白かったです。
娘さんが人より耳がいいだけみたい。
ああいう放送は、範囲が決まっていてしかも他の無線機と重なった時にブレると何を言ってるか分からなくなるから、それを防ぐためにヘルツとか色々いじってる。
それが普通の人には野太い男の声に聞こえるけど、娘さんには本来の声に聞こえるんだと思う。
ノイズも聞こえる人と聞こえない人がいる。言ってる言葉が違うのは、普通は必要な言葉しか耳に残らないから、全部耳に入れてしまう娘さんと他の人で言葉が違うのでは。
因みに、どこもそうか知らないが、うちの地域なら昼と夜、暴風雨中で発声者は違う。聞こえる範囲とか響き方が違うからだそうだよ。