マンション
投稿者:mp (3)
短編
2023/12/13
17:48
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男「久々に遊んだからすっかり遅くなっちまったな…」
時刻は24時を過ぎたころ、男は人通りのない夜道を歩いていた。
楽しい気分のまま帰宅したいがそれは難しいだろう。
なぜなら通り道に幽霊や自殺者が多いと言われている取り壊し予定の無人のマンションがあるからだ。
しかし、不気味でもどこか興味を引かれてしまうところがあり、いつものように何気なくマンションを見渡していた。
男「ん?なんだあれ?」屋上に人影らしきものが見える。
次の瞬間、人影は空中に飛び出し、鈍い音とともに地面に激突した。
男「嘘だろ?!とにかく助けないと!」男はすぐに駆け寄って「おい!聞こえるか?!喋れるか?!」と問いかけるも反応は無い。
男「クソ!間に合ってくれ!!」男はすぐさま通報した。
いくつかの部屋からは電気が付き、現場を見下ろしてくる住人も居た。
男(住人もさすがにあの音には気づいたのか。でもこんな状況なのに見てるだけってふざけてるのか?)
男は救急車を見送りながら、野次馬たちの存在にモヤモヤしながら帰路についたが眠れないまま朝を迎えた。
翌日、重症ではあるが命に別状は無いと連絡が入り安心した。
男「とにかく死んでなくてよかった。もし死んでしまってたら一生トラウマになっていたかもしれねぇ…」
後日、この話を友人にしたことで男は初めて違和感に気づいた。
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無人のマンションでしたね((( ;゚Д゚)))
無人のマンショから飛び降りたのは、生きている人だったんですよね?
どうゆうことですか?