家賃が簡単に5000円下がった理由

以前、東京のあるアパートに住んでいた。
アパートは公園の前に面していて、駅までのアクセスも徒歩圏内、
その上、家賃もこの地域にしてはかなり安かった。

その部屋は元々ネットの物件サイトで見つけ、
内見しようと不動産屋に電話をかけると
「つい最近埋まってしまったんですよ～」
と言われてしまった。

なに？おとり物件？
と思ったが、
似たような物件もご案内できます。と言われ、不動産屋に行くことにした。

すると不動産屋で開口一番
「最初のお部屋、確認してみたら急遽空きができました！」
と店員のお兄さんが教えてくれたのだ。

マジ？ナイスタイミングじゃん！今すぐにでも契約したい！
と言いかけたが、
当時たまたま見ていたYouTubeの動画で、
家賃は交渉で意外と下がる。という事を言っていたのを思い出した。

う〜ん。と渋る様子をして（実際お金もなかったので）
「あぁ～5000円家賃が安かったら即決なのになぁ」
と言ってみた。

今思うとかなり無茶な要求をしている。
既にこの部屋は相場で言えばかなり安い。

しかし、そんな無茶な要求に不動産屋の若い社員さんは
「あ、すぐに大家さんに交渉できますよ」
なぜか好意的な態度。え？いいの？

「じゃあ、大家さんに電話かけますね」
と、すぐに電話をかけ始めた。
「即決してくれるならいいそうですよ」
電話をかけ始めて数分もしないのに、あっさり家賃が5000円安くなってしまった。

え〜やった〜ラッキー！
一応、内見をして部屋に問題ないことを確認して、早速契約。
引っ越し日も決まり、得した気分でホクホクだった。