違う時空を垣間見たかもしれない話（実体験）

チョットだけ不思議な実体験です。(全然怖くないので、そこは申し訳ないです。)

昔、居間でテレビを見ていた時の事です。　夕方の暗くなったころだったと思います。　コタツに入って寝ころびながらテレビを見ていると、居間に入って来た妹に、不思議そうな顔で尋ねられました。

「あれ？　お兄、いつから居間にいたの？」

「は？　ずっと居間にいたけど？」

自分がそう答えると、妹は「おかしいなぁ・・・」と首を傾げます。

聞くと、ほんの数分前にも妹は居間に来たと言うのです。　その時は誰も居なくて、居間は真っ暗だったと言うのです。

自分は、確かに居間に居ました。　テレビを見ていました。　好きなアニメだったので間違いありません。　その時、妹は居間に来ていません。

要するに居間でテレビを見ていたはずの自分と、居間に来たけど誰もいなかったと言う、妹との話が食い違ってしまっているのです。

まぁ、自分としてはテレビを見てたってだけの話なのですが、その時、自分か妹のどちらかが、別の時空でも、垣間見てしまったのかな？　なんて話を妹としたのを覚えています。

もしかしたら、単なる勘違いなのかもしれませんが、知らないうちに、ちょっとだけ不思議な体験をしていたのかもしれないという経験は、自分の中では、ちょっとした自慢になっています。