亡くなった時の挨拶

父と母が亡くなった時、不思議な体験をしました。

母は10年前、父は3年前に亡くなりました。

私自身は、霊感などなく普段夢などを見ることもないのですが、当時不思議なことが起きました。

まず母が亡くなってから49日目に、私は夢をみました。

夢の中で、母は私に向かってもう会えないと笑っていたのです。その言葉がやけにはっきりと聞こえて心に残りました。

勿論亡くなっているので、会える訳がないのですが、その日を境に誰も母の幽霊を見たとか、夢で会ったと話す人が居なくなったのです。

実は、母が亡くなった時、霊感の強い親戚や友人などが母を見たと口にすることがありました。

私自身は、もちろん霊感がないので、母に会うことなどないのですが、49日を境にパッタリと誰も母に会ったと言う人が居なくなったのです。

次に、父が3年前に亡くなった時は、もっと具体的がことが起こりました。

今度は初七日の日に私は父に会った夢を見たのです。

父は私に向かって、自宅の隣のおばさんに自分が亡くなったことを伝えてくれと妙に具体的な指示をしました。

隣のおばさんというのは、生前父が近所付き合いでお世話になった人です。

なので、夢の通りに隣に挨拶にいくと、おばさんが来るのは分かっていたと私に話してくれました。

ビックリすると、生前父は亡くなったら、必ず連絡すると話していたと聞きました。

2人の不思議な経験ですが、もしかしたら2人は最後に心残りだったことを私にお願いしたのかもしれません。