乗っ取られた彼氏

友達が実際に経験した話だ。

友達には付き合っている彼氏がいた。
その彼はとても優しくい人だった。
その彼氏と同棲することになりあるマンションに引っ越すことになった。

真向かいさんと仲良くなり、お茶などをする仲に。

ある日お茶をしていた時
「なんでこの部屋にしたの？」と聞かれた。
その日から友達が住んでる部屋の質問を度々聞かれ、なぜか「大丈夫？」と心配されるように。

不思議に思い友達は
「なんでそんな気になるの？何かあったの？」と尋ねた。

そしたら
「ここに引っ越して来たひと直ぐに出ていくの。
だから何かあるんじゃないかと皆噂してるよ」
と言われた。

その時は何も無かったが、ある日怒ることがなかった彼が突然怒り出し、寝室に。
原因はテレビのチャンネルを変えたこと。

そんなことで怒る人ではないので友達は驚き、
次の日に
「昨日気に触ったならごめんね」と謝った。

でも彼は「なんの話し？記憶にない」とのこと。

その日の夜もまた彼が怒鳴り出す。

それが何日も何日も続いた。
遂に暴力的になり。

でも彼は「記憶にない」と言う。

友達はあることに気づき。
それは毎日彼が怒鳴る時間は決まって21:00である。

おかしいと思いつつ年越しの日に。
年末そのお家に家族を招き入れた。

そしたらおばあちゃんが寝室の
一点をずっと見つめながら、
「早くここから引っ越しなさい」と言った。