埼玉県秩父湖にある休憩所のトイレ

この場所は、私が今までに遭遇した中でも最も怖い心霊スポットです。

数年程前の頃ですが医療系の学校に通っていた私は、国家試験の合格祈願を兼ねて友達３人で三峰神社にお参りに行くことにしました。

東京から夜中に地元を車で出発し、秩父経由で三峰神社へ向かっていました。
朝一番の参拝に間に合わせるため、神社手前の駐車場に朝６時には到着する予定を組んでいました。

途中コンビニで一回目の休憩をとり、二回目は流石に田舎と言うこともあり、なかなかコンビニが見つかりませんでした。

行けるところまで走行していたら友人の一人がトイレに行きたいという事で、たまたま見つけた秩父湖休憩所へ立ち寄ったのです。
この時はまだ周囲は真っ暗でした。駐車場に車を止めて、小さな街灯を頼りにトイレに行くとトイレの明かりはどこもついたり消えたりぼんやり点滅を繰り返していました。

この時は初秋で外は程よく暖かさもあり空気も澄んでいた感じでしたが、トイレに入るといきなり鳥肌が全身にほとばしる感覚を覚え、一気に寒気が生じました。

用を済ませると友達も同時に寒くなったと言っていたので嫌な雰囲気に包まれたのですが、そこは参拝に来ていることもありこのトイレに対し、あまり話に深入りすることはありませんでした。

ただ自分は気になることもあり、休憩中に携帯カメラで周囲の風景と一緒にトイレの外観等も撮影しました。

休憩を終えて三峰神社へ向かう車の中で、撮影した写真の異変に気付きました。
トイレ周囲を撮影した写真に明らかに女性のような黒服の上半身が写り込んでいて、恐怖を覚え即削除しました。

神社でお祓いも受けたことでその後の安心感はありました。
家に帰ってから私は秩父湖休憩所のトイレが気になって、色々調べた結果この秩父休憩所のトイレに関して、昔事件があった事を知りました。
そして心霊スポットとして恐れられている場所であることや、不思議な事に管理する方々がトイレの電気を変えてもついたり消えたりと点滅が直らなく現在に至るとのことです。