嫌な家
投稿者:ラブ (2)
これは私が実際に体験した怖くも不思議なお話です。
十数年前、第2子を妊娠したのを機にアパートから賃貸の一軒家に引っ越しました。
無事に男の子を出産し、以前より広い家の中を上の子が走り回って遊ぶ何気ない毎日を過ごしていました。
数か月すると、上の子の体調に変化が。
おねしょを頻繁にするようになり、「赤ちゃん返り」の一つかと思ってはいたのですが
そのうち突然 高熱を出して病院に点滴をしに行く日々が10日間ほど続きました。
お医者さんも、熱が下がらない原因が分からないとのこと。
神にもすがる思いでお参りをしたりもしました。
その後、何とか熱も下がり日常生活が戻りホッと一息。
そして、別の市町村にマイホームを購入し1年でその一軒家を去りました。
新居への引っ越しも落ち着いて、
旦那と以前住んでいた一軒家での思い出をふと語り合ったのです。
実は、私は霊感は全くなく霊体験もないので その時はあまり気にもしませんでしたが、
確実に聞こえていたのです。
あの一軒家の台所の天井付近から、
夜な夜な、子ども数人が走り回るような足音が。
大人が走り回るほど激しくなかったので子どもだと感じました。
その音で何回も目を覚ましたことがありました。
その家は1階建てで、周りは杉の木に囲まれていて、隣の家までは近くて500メートルは離れています。
でも、近所の子どもが家の中で走り回っている音が
こっちまで響いてきたのだろうと思って気にしていませんでした。
無意識に、そう思うようにしていたのかもしれません。
でも、実は旦那も見ていました。
旦那は少しだけ見えたり感じたりするほどの霊感があるようです。
夜中、眠っている上の子の足元で、
着物を着た3歳くらいの女の子がボールで遊んでいるのを。
それは、毬をついて遊んでいるようにも見えたようです。
現在は、子どもたちも健康にすくすくと育ち幸せな毎日を過ごしています。
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