ハイテク一反木綿
投稿者:ユウスケ (13)
私は霊感もなく、昔から肝試しに出かけるほど陽キャでもなく、また人付き合いもあまりなかったためそういった不思議な体験とは全く縁もゆかりもない生活をしていました。
しかし私が生きてて一度だけ変な体験をしたのです。
それは何の変哲もないただの午後、五月晴れと呼ばれる5月のうららかな気候のもと、私は娘とベランダで一緒に洗濯物を干していたのです。
ベランダからいつも見える北摂の山々が広がり能勢の方の山まで綺麗に見えるほど快晴であり「良い天気やな」と話していたのですが、その時、娘が何かビニール袋のようなものが飛んでいるのを発見したのです。
娘が発見したビニール袋はふわふわと西の方角に浮遊しており、何か風の力で持ち上げられた白いビニール袋が飛んでいるのだと思ったのですが、よく見るとそのビニール袋はある程度距離が離れているにしてはかなりの大きさでした。
町内の運動会や催し事で使うぐらいのテントのような大きさ程もある袋がふわふわと浮いていました。
すると、2~3分そこで静止をしてビニール袋は、突然波打っていたかと思えばは四角に変形して硬直したのです。
その四角もかなり綺麗に形どられ、明らかにビニール袋ではないとその変形からわかりました。
波打つ形から長方形に変形し、そしてそれが突如かなりのスピードで西の方に進んでいきあっという間に小さく見えなくなりました。
あれが未だに何だったのかはわかりませんが明らかに私と娘はそのような未確認飛行物体を目撃したのです。
もしかしたら一反木綿がハイテク化したものなのでしょうか。
新手のドローンやろか?