育ての親のおばあちゃん
投稿者:らん (7)
私の両親は幼い頃に離婚しており、父子家庭で育ちました。
小さい頃からおばあちゃん、おじいちゃん、そして父と私を合わせた兄弟3人の6人で暮らしていました。
母親がいなかった私はおばあちゃんに育てられ、優しくてとても明るい大好きなおばあちゃんでした。
そんなおばあちゃんが2年前に病気で亡くなり、初めて自分と血の繋がった人が亡くなるという体験をしました。
お葬式の最中、一瞬でしたが電気がチカチカしました。
私の思い込みだったのか確認するためにいとこに聞いてみたらやはりその一瞬に気づいたと言っていて、これはおばあちゃんがここにいるよって知らせてくれているのかなと思いました。
そして四十九日、親戚みんなが集まりました。
仏壇は和室に置いてあり、上下に開け閉めできる障子があります。
昼間はいつもその障子を上にあげているのですが、いきなりガタンと下に落ちてきたのです。
これにはみんな驚いて、「おばあちゃんがきてくれてるのかな〜」なんて楽しく笑いながら話してました。
おばあちゃんがいた頃は、よく家で焼肉パーティーをしたり夜ご飯を楽しんでいたのですがおばあちゃんが亡くなり、おじいちゃんが独りになってしまってからなかなかそういうこともできなくなってしまいました。
そしてつい先日、おじいちゃんからの誘いで久しぶりに焼肉パーティーをすることになり準備をしていたところ、いきなり停電したのです。
電気の使いすぎて停電したのだと思って、ブレーカーを確認したところブレーカーが1つも落ちてなくて少ししたら電気がついたという現象も起きました。
以前に旦那のおじいちゃんが亡くなった時に、怪奇現象が起きたことがありましたがまた同じような現象が何度も起きて、本当にびっくりしています。
今回は自分の血の繋がった身内、そして私を小さい頃から育ててくれたおばあちゃんということもあり、怖いけどなんだか怖くないというような不思議な感覚でした。
それでも今こうして文にして書いていると、あの時の光景を思い出し少し鳥肌が立っています。
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