誰とも話してはいけない話
投稿者:埴輪 (3)
短編
2021/11/12
15:29
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「おーい」
また聞こえてきた。
Fの言葉にそういうことかと妙な納得をした。玄関のドアの鍵は閉めたままにして、他の窓や裏口の鍵も閉めて回って今日はもう寝ようと飼い犬の餌だけ用意して寝ることにした。手は震えていた。
父の声と犬の吠える声が家中にずっと響いていたことがただただ怖かった。
という夢を見ました。我ながら変な夢を見たと思います。Fは最近帰省したという話をしたから出てきたんだろうなと思います。
起きると汗でべったりと服が濡れていたので、暑さのせいでうなされたんだなと自己完結してそのあとはそのまま風呂に入りました。
「おーい」
という声が玄関から聞こえたので結局その日は一度も外に出ていません。
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不思議な夢ですね。
そういった夢を見て誰とも話をしてはいけないと言われてもそんな状況だと私ならは~いと声を出してしまいますね。