「なぁ君江。そろそろ子どもがほしいな」
寝室にいけば赤ちゃん用のベッドがある。
赤ちゃんをあやすオルゴールも完備だ。
小暮は立ち上がり突然大声で笑いだす。
その笑い声は、隣の部屋まで響いた。
「赤ちゃんの名前どうする? 俺、いくつか案があるんだ」
小暮はそこに誰かいるのを察した。
その時だった。
「ばーか」
どこからもなく声が聞こえた。
部屋には小暮独りしかいないが、確かに女性の声が聞こえた。
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