それだけ言うと、佐藤氏は椅子に座り、再び腕組みをして目を閉じた。
そして連隊長が最後に
「と言う事だ。
諸君らも今の佐藤氏の言葉を重く受け止めて、任務を無事完遂して欲しい。
そしてハンターの皆さん、いざと言う時は、どうか隊員達の事、よろしくお願い致します。」
そう言って連隊長はハンターの方々に頭を下げて、顔合わせは終わった。
――
翌日、矢島町林道。
空は鉛色、気温は氷点下。吐く息が白く凍る。
俺たち10人小隊は高機動車から120キロの箱わなを降ろし、林道脇の空き地に運び込んでいた。
ドローンが上空を旋回。
佐藤氏がライフルを肩に、鋭い右目で俺たちを見張る。
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秋田県で活動された自衛隊の勇士の方々、そして今も日本中で熊と戦われている猟友会の方々に敬意を表します。
これはリアリティも読みごたえもある素晴らしい文章。本当に熊対策に携わった人か、そういう人にちゃんと取材したのかもしれないが、とても秀逸で、怖さも適切に表現された良作だと思う。
マジで面白かった!
次もお願いします!
良作!熊とのことについて精密に書かれている👌取材行ってきたのかな?
自衛隊の方々に感謝、そして猟友会のみなさんにも感謝を
文書だけなのにかっこよくて尊敬した