車に関する怖い体験
投稿者:下男 (1)
仕事の関係で滋賀県に住むことになって1年ほど経過した頃、所用で夜中に米原市まで行く用事がありました。12月頃彦根方面から行ったので雪が降っており、車が進みにくくなるほど積もっていたのを覚えています。
夜だったので国道もさほど混んではいませんでしたが、雪のせいで車も進みにくく、私も少しいらいらしていて、おまけに前の車が遅いので、ついクラクションをならしてしまいました。前の車はそこから少しスピードをあげ、しばらくすると行ってしまいました。雪が少なくなったので私も少しスピードをあげました。さびしい農道にさしかかった時、前方にふらふらと走っている先ほどの車を見つけました。追い抜こうとしてスピードをあげたところ、前の車がそれに反応してスピードをあげましたので雪道のこともあり追い抜くのをあきらめました。
前の車が見えなくなったのでまたしばらく走っていたら、今度は後ろから同じ車が走ってきてあおってきました。仕方ないので路肩にとめてやり過ごしましたが、追い抜いた記憶がありませんでした。その後、私は確かにその車をやり過ごしたはずでしたが、2回ほど同じ車にその道であおられました。1度クラクションを鳴らしてきたので怖くなり、しばらく路肩にとめて時間を置いてまた走ってみました。その後、何度まいてもその車は後ろにぴたりとつけてくるので、気味が悪くなり急いで目的地に向かって走り続けました。ようやくその車の姿が見えなくなったのは目的地に近くなった頃です。
仕事を終えて帰る時、同じ車にまたあおられました。まさか後をつけられたのかと思い、道を変えて自宅まで帰りましたが、その車は私がスーパーなどに入ってもついてきていたので、やはり執念深くついてきたのだと思います。
幸いストーカー等の事案には発展しませんでしたが、軽はずみな気持ちで他の車をあおったり、追い抜いたりしないようにこの時から気を付けるようになりました。自分の運転で怖い目にあったのは後にも先にもこれだけです。
不安定な雪道でわざわざ投稿者さんの車を認識して何度も後ろに付いてきたのは果たして本当に人だったのか恐ろしいですね…