A「まじでごめん」
B「ええよ、とりあえず川づたいの道から下ろ」
俺の田舎じゃいつも迷うと水の下る方に帰ります、そしたらいつか山から抜け出せるので
そういうことで川より高い位置にある道を歩いていました
するとまたあの声が聞こえました
ギィギィギィギィと何度も、そしたらいきなり小規模な落石が起きました
みんながパニくっていると
ゴロゴロゴロと木が落ちてきたかと思うとそれが動き始めました
そのアッシー君とおぼしき化け物は黄褐色のしわしわで長い筒状の頭を引きずっていて
長い脚はボキボキに折れてまさしく馬のような形をしていた
みんな硬直してみていると引きずった頭を上げてこっちを見てきた
筒状の頭の先が顔面になっていて、骨が見えるほどに削れていた
しかもそれは人の頭によく似ていて
人が真上を向いた状態で肩と頭がくっつきそのまま首のように長くなったみたいだった
だからその頭から生えた髪の毛がたてがみのように見え 頭のない馬のようだった
そのままじっと見つめてきた、すると人が不思議そうに物を見るように長い首かしげ始めた
ボギ,,,ボギボギボギボギ首が折れるほど回し一周二周と速度を上げながら回した
すると、首の下の部分がちぎれた、すると、長い手足で最後までちぎり取った
すると、今までの声を聴かれていたのか
もげた首が俺らの喋っていたことを俺らの声で話し始めた
そのあと首は笑い出し自分の体を食べ始めた
俺は今しかないと思い川に飛び込んだ
みんな俺についてきてAもBもCも後に続いて飛び込んだ
上を見るとまだあいつは自分を食べていた
もうそこからひたすら猛ダッシュCもAも怪我をしていたみたいだけどひたすら走った
走っている途中「待って」てCが叫んだけど、あの音が聞こえて、俺は怖くて怖くて逃げた
町に出れた、安心して天を仰いだ
けどその時になって怖くなった
Cがいない、Bもいない、Aもいない
みんないなくなってた
























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