今度はぬかるんだ所だったのではっきり分かりました
それは人間の手足をしていて、歩幅は異様に広く6,7mあったと思いますしかも
四つん這いになりながら進んでいて、その真ん中には何かを引きずった跡があったのです
A「あの,,,これさ、馬のギャロップ独特の足跡やねんけど」
ギャロップというのは馬の全速力みたいなものらしいです、俺もよく知りません
あとA君は無類の競馬好きでした
俺「じゃあアッシー君は四つん這いで、馬みたいな走り方する奴って事?」
A「うん、、」
B「もう行くんやめようや」
切れ気味に言いました
C「でもここまで来たんやしよくない?」
俺「最悪おったら俺が囮なるから」
正直に言うとこういうの大好きだったので適当なこと言ってしまいました
なんだかんだ言って、もう少し進んで日暮れになる前に帰ろうということになりました
そこからも長いこと歩きました、足もパンパン、おそらく森に入って2時間は歩いたと思います
もうみんな疲れたので、最後に少し休憩して帰ろうということになりました
B「はよ休憩してはよ帰ろうや」
Bに急かされたのもあって、休憩をすぐに済ませて小走りで帰っていた途中でした
大木を切り倒すような音がしました
一瞬本当に倒れたのかと思って周りを見ました
だけど特に何もなかったけどみんなそれにビビッてスピードを上げました
囮になるとか言ったせいで俺は最後尾一番足の速いAが最前列になりました
俺 B C A (順番です)
そこからだいぶ走って疲れたのでみんな歩き始めました
歩いて休んでいると今度は、ギィギィ鳴るイスみたいな音が聞こえました
みんな絶対あいつだと思って走り出しました
けど今度は何度何度も聞こえました
けどひたすら走り続けました、すると少しひらけた場所に出ました、見たことのない場所です
無我夢中で走ったせいでAが道を間違えたのです
そして気づくと音は止んでいました























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