俺が高校生の時、小遣い稼ぎのために、地元の超人気の二郎系ラーメンの店で働いていた時の話だ
この店の二郎系は、他の二郎系とは比べ物にならないくらいチャーシューがボリューム満点な上に麺の喉越しが良く、とても人気で、俺自身もこのラーメンが大好きなのだが‥
ある日髪の毛が混じっているとクレームがあった。その髪を見ると、とても長く、恐らく女性の髪の毛だったが、この店に女性の従業員はおらず、その場に女性もいない。
俺「すみません。今すぐお取り替えを…」
その日は混雑していていたので機敏に対応し、なんとかやり遂げ、営業時間外に店長が作る賄いラーメンを他の従業員と店長と共に食べている時、その事を話した。
店長「まぁ、女性の従業員は居ないが、この店は女性人気も凄いから入ってしまったのかもね」
店長はそう言うが、女性の髪が入ってるとのクレームがその後相次いだ。
その後、店長と1人の男性従業員が喧嘩し、しばらくその男性従業員は来なかった。
そしてある日、その男性従業員が店長と仲直りしたのか知らないが、久々にラーメン屋に働きに来た。そしてその日の営業時間外になり、店長もしぶしぶその男性従業員にも賄いを作り食べ終わってその日は解散したが、
その日から、その男性従業員は来ることがなかった。後に聞いた話によると、その男性従業員は突然死亡してしまったとの事だ
それからこのラーメン屋の常連さんも次々と死亡したとの報告が絶えなかった。それを不審に思った俺は店長が何かしてるのではないかと怪しみ、。店長のラーメン作りを観察することにした。
俺「絶対あの人が何かしているはずだ。そうじゃないとこんなにこのラーメン屋に関わっている人たちが死んでいくなんて、ありえるはずがない」
そしてシフトの時に仕事の合間を見て、店長のラーメン作りを注目していると、店長がとある客ラーメンに毒を入れていることがわかった
そのとある客とは、店長がこの前喧嘩していた常連客だ。
それを見てすぐその警察に電話すると、店長はこれまでに30人もの人を殺していたそう。
もしかしたら、あの女性の髪は、前店長が殺した女性の霊が、これを食べたら危険だと伝えていてくれたのかもしれない。
























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